【”勉強”って、なんなん?】

こんにちは。
個別指導及び中学生一斉クラスを担当します。佐藤です。

先日リニューアルされたWebサイトを、石垣島・大浜の塾舎以上に活気溢れ、親しみやすいものとすべく、コラムの掲載を担当致します。
月2,3度の更新を目処に頑張っていきますので、時々覗いてやって頂けると幸いです。


あいさつはこの辺りにさせて頂き、早速、記念すべき第一回のコラムです!
初コラムのテーマは【”勉強”って、なんなん?】
我ながら、学習塾らしくて良いテーマだと思います。笑

一言に”勉強”と言っても、色々な”勉強”がありますし、『”勉強”と”学習”って何が違うの?』『そもそも”勉強”って、書き言葉では使わないのでは?』といった、興味深くも難解な議論たちが発生します。
この辺りについてはまたいつか詳しく取り上げさせて頂くとして、今回は学生の皆さんが学校や塾、自宅の机に向かって行う、俗に言う”お勉強”を主役にしてお話を進めてみようと思います。

「ねえワタナベ君、英語の仮定法現在と仮定法過去の違いをきちんと説明できる?」と突然僕に質問した。

「できると思うよ」と僕は言った。

「ちょっと訊きたいんだけれど、そういうのが日常生活の中で何かの役に立ってる?」

「日常生活の中で何かの役に立つということはあまりないね」と僕は言った。
「でも具体的に何かの役に立つというよりは、そういうのは物事をより系統的に捉えるための訓練になるんだと僕は思ってるけれど」

村上春樹『ノルウェイの森 下』より

これは、日本が誇る文豪・村上春樹氏の代表作『ノルウェイの森』の中の一節です。
僕がこの本を読んだのは、高校3年生、秋の入口あたりであったことを記憶しています。
残念ながら最近、単純な記憶力の低下が著しい僕はいまや、物語のあらすじさえも満足にご説明することができなくなってしまっているのですが、“物事をより系統的に捉えるための訓練になる”という一節だけは、受験勉強真っ只中の僕の心に静かながらも強烈なインパクトを残し、今日に至るまで、僕の大切な”答えの一つ”として頭の中に横たわり続けています。

「それ、結局どういうこと?」と眉を顰める方々もおられると思います。むしろ、そういう方々が多数派なのかもしれません。
ということで、ここからは恥ずかしながら、この一節について僕なりの解釈を垂れ流してみたいと思います。

そもそも”系統的に捉える”って、どういうことなのでしょう?普段の生活の中では、あまり聞きなれない言葉です。(当時高校生だった僕にとっては、そうでした。)
これは、”2つ以上の物事の間に、共通点と相違点を見出すこと“、もっと平たく言えば、”物事を仲間に分けて理解・整理すること”です。

小学校、中学校の図形の勉強を見てみましょう。

もちろん多少の違いはあるものと思いますが、皆さんが色々な図形を覚える時にも、だいたいこんな感じで整理したのではないでしょうか。

例えば新しく”菱形”を覚える時には「ベースは平行四辺形と同じで、加えて4辺の長さが等しい図形」といった具合に。また、「正方形と長方形の違いは、4辺の長さが等しいかどうか」といった具合に。

これを仮に、「正方形は角が4つあって2組の辺が平行で4つの辺の長さが等しくて4つの角が90度。それに対して長方形は角が4つあって2組の辺が平行で4つの辺の長さは等しくないけど向かい合う辺の2組はそれぞれ等しくて4つの角は90度。菱形は角が4つあって2組の辺が平行で4つの辺の長さは等しいけど4つの角は90度ではない。平行四辺形は…」なんてやり方で覚えようとすると、頭がパンクしてしまいそうですし、結局、それぞれの違いってなんなん?という話になってしまいます。

「今学んでいる〇〇は、もう知ってる△△と、××なところが同じで◆◆なところが違っている」
この作業を効率良く・正確にできるように訓練するのが勉強だと、僕は思います。

イメージとしては、机の引き出しをこんな風に整理するのと似ているかもしれません。

要は、頭の中を上手に整理できるようになりましょう!というお話ですね。

「じゃあなんで、”物事を系統的に捉える訓練”が必要なの?」というお話ですが、そろそろ記事が長くなって参りました。
書いている僕も、読んで下さっている皆さんも、そろそろお疲れかと思います……
ということで、次回のコラムに掲載させていただきます。是非お読みください!


……初回から、かなりの文量になってしまいました。
次回は【”勉強”って、なんなん?】の続きとなりますが、以後もいろいろなテーマで【なんなん?】シリーズを投稿していければと思います。
テーマのリクエストもお待ちしておりますので、よろしければコメント欄にご記入ください。

身近な疑問から”答えの一つ”になるかもしれないものに触れて、僕や皆様の世界がほんの少し、広く明るくなれば素敵なことです。
今後とも、よろしくお願いします。

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