小学生向け東大生講話

去る9月20日に行ったスペシャル授業のゲストはUTFR(東京大学フロンティア・ランナーズ)の皆さんでした。当初は中高生向けの講話を予定していたのですが、それを知った小学生があまりにもがっかりしていたので(笑)、お願いしてみたところ、快く引き受けてくださいました。

UTFRとは、進学校でない高校から一人で東大を目指し、合格を勝ち取った異色の東大生が作ったサークルです。
自分達の体験をもとに、これから八重山の子ども達に受験のサポート等をしていきたいとのこと。八重山から毎年東大合格者を輩出したい!という熱い思いで関わってくださいます。とてもありがたいことに、これを機に高志塾生にとっても東大生からアドバイスを受ける機会が増えていくことでしょう。今後の展開にご期待ください。

さて、今回小学生とお話してくださったのは、鈴木元太さん(げんちゃん)と三浦康太郎さん(こうちゃん)です。「東大生は一学年何人いるでしょう?」というクイズから始まり、「3,000人×4学年だから12,000人」「え―-っ?!」「東大の図書館には本が何冊ある?」「答えは9,153,000冊」「え~~~~っ?!」他にも、キャンパスの広さやサークルの種類、1コマの授業が1時間45分もあること等、想定外の数字にみんな目を丸くしながら興味津々に聞き入っていました。知りたい勉強面についてのお話は以下の通り。

三浦:東大に行けるかも…と思ったのは高校2年生のとき。1日10時間勉強した。
鈴木:小学校の算数では、“前学年で習ったことが分かる”ことがとても大切だと思った。
三:分からないことがあったらすぐ先生に聞きに行った。“分からないことをそのままにしない”ことが大事。
三:遊戯王カードゲームと勉強は同じ。計算力や記憶力、想像力を使うから。自分にはどんなカード(勉強)が足りないか、このカードが手に入ったらこんなことができる…と新しい組み合わせを考えると、ゲームも勉強も楽しくなる。自分がやりたいことに集中して、やりたいようにとことんやってみる。自分で工夫して強くなるまでやる。この“自分で工夫する”ということが大切。
三:塾には行かなかった。遠かったし、自分のペースで勉強できるから。
鈴:学校が終わったら友達と塾に行って勉強した。自分の部屋にはゲームや
マンガがあって、勉強に集中できないから。
鈴&三:塾で勉強するのか、自分で勉強するのか、
どっちが正解ということは一概には言えない。
自分に合ったやり方を選ぼう。

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