【覇気ヘアーと、ぼく】

私事ではありますが、先日、髪を切りました。
ハワイで行われる友人の結婚式に参加するにあたり、張り切って、髪を整えて行こうと考えたのです。

僕の失敗は、具体的に「こうしたい」という髪型のイメージを持っていなかったこと。これに尽きます。
大袈裟に言えば、「1時間後に、どんな自分になっていたいか」を考えず、ただ何となくで、散髪をスタートしてしまったのです。

かくして僕の後頭部から側頭部の髪は綺麗に刈り落とされ、穏やかな石垣島に「覇気ヘアー」を持つ男が爆誕しました。
>>覇気ヘアーについて詳しく知りたい方はこちら。
別に、覇気ヘアー自体を悪く言っているわけではありません。覇気ヘアーが似合う方はもちろんおられるでしょうし、本格的な覇気ヘアーは、美容師さんの高度な技術の賜物です。

ただ今回は
①ここまで面積の広い刈り上げは、とんでもないお洒落さんか、とんでもないワルの専売特許だという僕の主観
②客観的に見て、良いとは言い難い佐藤と覇気ヘアーの相性
が、「佐藤が覇気ヘアーであること」をとてもとても大きな問題にしています。

僕が鏡を見ると、「似合わない髪型で覇気を纏おうとする、苦手なタイプの男(僕)」がそこにいます。苦手なタイプのその男は、近日中に大切な友人の結婚式に出席しようとしています。

この事実は僕の心をそれなりに傷付けたようで、散髪当日には人と目を合わせないようにして歩くことを、散髪翌日には午前中をベッドの中で体力回復に充てることを強いられました。

こうして1日半、人との接触を避けて過ごしたことによって、(覇気ヘアーでなければ)出会えたかもしれない人。聞けたかもしれない話。稼げたかもしれないお金。僕はどれだけの可能性を失ったのでしょう。

たかが髪型で、というお話ではありますが、失った「かもしれない」可能性は無限大です。

巷では学校の定期考査がひと段落し、受験生にとっては俗に言う“勝負の夏”が始まります。
みなさんの頭の中には、「この学校に行きたい」もしくはもっと先の「将来はこんなことをしたい」「こんな人になりたい」といった、具体的なイメージはあるでしょうか。

どんな高校に行っても、どんな大学に行っても、どんな髪型になっても、それだけで自分の将来が全て決まってしまうわけではありません。
ですが、深く考えずに物事を進めることによって、失われてしまう「かもしれない」可能性は必ず存在しています。

“勝負の夏”に全力で向き合う為に、いつか無駄な後悔をしない為に、今ここで「半年後・5年後・10年後にどんな自分になっていたいか」と、本気で考えてみるのも良いかもしれません。

高志塾ではこの夏も、そんな皆さんの本気を全力で応援します。
「今から頑張るぞ」という生徒さんの入塾や無料体験はまだまだ受付中ですし、現在は、存分に力を伸ばす為の夏期講習を準備中です。
“勝負の夏”、一緒に全力で走りましょう!
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追伸
「どんな自分になりたいか」「どんな学校に行きたいか」を考える時には、ちょっと背伸びをして、高めの目標を持ってみるのが良いかもしれません。
本気で上手に取り組めば、皆さんのチカラは短時間でもグンと伸び上がります。自分でもびっくりしてしまうくらいに。
そんなことを、一向に伸びない髪の毛を気にしながら考えています。空港にて。

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